このゲームが難しいとされるファクターの一つとして、ジャンプ操作があります。ジャンプは、穴を飛び越えたり、高いところに飛び乗るのに必要で、このジャンプをマスターしないとクリアできない面がたくさんあります。
ジャンプを極めるには、Aボタンの押す長さ調節と、ジャンプ中の左右キーによるジャンプ距離の微調整を、頭と体で覚えるしかありません(笑)。(このことを昔の某ゲーム雑誌では「ギリジャンで切り抜けろ!」の一言で攻略を済ませたものです(汗)。)
まず、基本的なジャンプを2種類紹介します。
小ジャンプ | ジャンプするときに一切左右キーを押さずに助走なしでAボタンでジャンプし、ジャンプ中に左右キーを入れるジャンプ法です。着地まで左右キーを押し続けると最大でウィン一人分の幅のジャンプになります。 |
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大ジャンプ | Aボタンと左右キーを同時に押し、着地まで押しつづけるジャンプ法です。大きな穴を飛び越えるときなどに使います。 |
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(a) 最初の位置 | (b) 小ジャンプ | (c) 大ジャンプ |
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小ジャンプと大ジャンプのジャンプ距離から、おおよその距離比が、1:6ぐらいであることが分かります。ここでは1はウィン一人分の幅に相当します。ジャンプ距離2から5程度のジャンプをする場合は、Aボタンと左右キーの入れる時間を加減します。
また、着地直前にジャンプ中に飛びたい方向とは逆の左右キーを入れることで着地点に多少の微調整をかけることができます。
しかし、ウィン二人分程度の幅のジャンプをするのは以外と難しいです。軽くジャンプしているつもりでも三人分〜四人分の幅はジャンプしてしまいます。
そのような場合は、地形を利用して、二人分のジャンプを三人分〜四人分のジャンプで済ませるようにします。
●小ジャンプの使いどころ
小ジャンプが必要なところは実は多く、これをマスターしないと先にすすめません。ゾーン98のワープゾーンを例に説明します。
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下の扉に入りたいが・・・ | 左キーを押すと穴に落ちてしまう |
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上のような状況で、扉に入るのに、ジャンプせず左に進むのでは、飛びすぎて左の穴に落ちてしまいます。そこで使うのが小ジャンプです。
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一度小ジャンプしてギリギリの所から | もう一度小ジャンプ | 無事に扉へ到達 |
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まず、先ほどの場所から一度小ジャンプをして、足場がギリギリのところにウィンを位置させます。そこから、もう一度小ジャンプをします。ジャンプ中に少しでも左キーを入れておけばOKです。もしずっと左キーを押し続けたとしても、最悪左の穴に落ちることはなく、無事着地することができます。
また、応用例としてゾーン1のように、穴の隅にある隠し扉に入るためには小ジャンプが必須となります。
●地形を利用したジャンプ
実際には通常のジャンプでは対処しにくいところでも、地形を利用してジャンプをすると切り抜けやすくなることがあります(下はゾーン77の例)。
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1.右上の柱に向かってジャンプ 2.右キーを押し続ける | 1.目の前の柱に向かってジャンプ 2.右キー押し続ける | 上の柱に頭をぶつけつつジャンプ |
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